よろづをしたたむ玉水のゆくへ 悉く写す万華の鏡 睫見えぬも足下から鳥が立つ 狐は如何に めさましぐさ食む卵孵しの理 弧は如何に 地鎮鬼火よ 芽流樺をして仕組み 聞こしをす麻本呂婆の 種 既に蒔かれけり 言の葉 足るまじくなむ よのすゑ騒がし 形 而して上…
睡蓮打ち眠れば淵池 モネのマナこ久しきに捕わるる 縦横無尽 縁環の術 然れば蔵の中 生きとし生くるもの 巻貝 逆巻貝をして しほうみ みづうみ いづれか いはんや鱗かな 種 既に蒔かれけり 平家の落人 いづこにあらむ 助くるも国落人 養ふも国落人 隠り世の…
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