人は本当にやりたいことをする時にワクワクするのか?
スピリチュアルの分野(?)では時に
「ワクワクすることをやろう」(=やりたいこと)と推奨する。
確かに自分がいやなことを我慢してやるより、
ワクワクすることをする方がいいと思うのでケチをつける気は毛頭ない。
ただ、説明に何かが欠けているような気がしていて、
これもやっぱり自分の負の心の動き『微妙な違和感』がそう言っている。
『ワクワク』ーーー それは意識が自分の本当にやりたいことを
知っている場合じゃないのかな。
本当にやりたいこととは、意識ではなくて潜在意識がもっと知っている可能性が高い。
早い時期から主に1つのことをやってきて(または1つのことで知られて)
それ一筋で人生の目的を達成しているように見える人でも
私自身はその達成したものの後に始まる晩年のエピソードに興味があったりする。
『シャーロック•ホームズ』で知られる小説家のアーサー•コナン•ドイルが
晩年は心霊主義に没頭したことや
誰もが天才と呼ぶ科学者アルベルト•アインシュタインの
晩年の神秘主義と世界平和への関心とか。
時期はそれぞれとして、ワクワクすることをしていくとまるで旅をするように
きっとまた別の何かに出会うのだろう。
そういう時に『私はすぐに飽きてしまう』という判断をするならば
もしかしたらそういうことではないのかもしれないと
一度疑ってみる価値があるんじゃないかと思う。
潜在意識のしたいことは『ワクワク』ではなくて
『ドキッ』『ゾクッ』(だけとは限らないけど)と現れるような気がする。
それは驚きを伴うからだ。
(『ワクワク』は例えば子供が遊園地に連れて行ってもらえるとわかってから
ワクワクしてくるけど、わかった瞬間はワクワクではないだろう。)
人は自分のことは知っているようでいてさほど知らなかったりする。
本当にやりたいことは意外なことだったりもする。
私はこの『ドキッ』『ゾクッ』で、知らない自分を発見するような気持ちになる。
『ワクワク』だけではなくて『ドキッ』『ゾクッ』(この他にも)も視野に入れてみる
と面白いんじゃないかな。
今日はちらっとそういうことを考えていた。